品種図鑑 — ハイブリッド — Type I (THC 優位)
Gorilla Glue #4 — 過剰な樹脂量で知られる現代米国ハイブリッド
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品種図鑑 — ハイブリッド — Type I (THC 優位)
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品種データシート
Gorilla Glue #4(ゴリラ・グルー・フォー、現在は商標問題から Original Glue や GG4 とも呼ばれる)は、蕾を覆う樹脂の量 で語られる、強烈な印象を持つ現代北米のハイブリッド。トリミングバサミにべたつくほど樹脂が多い ことから「Glue(接着剤)」の名がついた。2014 年頃に米国ネバダ州で台頭し、複数の Cannabis Cup で受賞して一気に有名になった。
「樹脂の多さ」で語られる品種。蕾(つぼみ)が樹脂でべたつくほど豊富で、見た目のインパクトと強めの効果傾向で人気を集めた、2010 年代北米を代表する現代ハイブリッドの 1 つ。
GG4 は GG Strains LLC(Lawrence Ringo と Joesy Whales が共同創業)が選抜・固定化した品種。商標問題で接着剤メーカー Gorilla Glue Company と訴訟になり、2017 年に和解した結果として 「Original Glue」「GG4」 という名称で再ブランド化された経緯がある。
特徴:
両親の Chem’s Sister(Chemdawg 系)、Sour Dubb(Sour Diesel 系)、Chocolate Diesel から、燃料系の刺激臭と独特の樹脂量を継承している。
「燃料・土・スパイス・チョコレート」という独特の重厚な香り。
バランス型ハイブリッド(やや鎮静寄り)として、以下の効果が頻繁に報告されている:
医療文脈で観察研究レベルで取り上げられる症状:
これらは 高 Δ9-THC とテルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験での確立された治療効能はない。
現代の高 THC 品種全般に言える急性精神症状リスク が指摘されている。詳しくは別記事「依存性・耐性・離脱症状の研究」を参照。
「Glue ファミリー」として現代北米市場の高 THC 系統を象徴。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令により規制 されている。Gorilla Glue #4 は嗜好用合法地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では大麻取締法のもとで所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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