品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
Jack Herer — 大麻活動家の名を冠した古典的サティバ
· 更新
品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
· 更新
品種データシート
Jack Herer(ジャック・ヘラー)は、1990 年代にオランダ Sensi Seeds が育種した古典的サティバ寄りハイブリッド。米国の伝説的な大麻活動家・著述家ジャック・ヘラー(1939-2010) の名を冠し、覚醒的・思考刺激的な傾向と栽培しやすさで広く愛される現代の名作品種。
大麻活動家の名を冠した古典品種。日中向けの覚醒寄りで、創造性や仕事中の集中を語る文脈で頻繁に登場する「思考が活発になる系」の代表格。
Jack Herer は High Times Cannabis Cup を複数回受賞 した古典品種で、オランダのコーヒーショップ文化を象徴する一本として知られる。1995 年頃に Sensi Seeds が安定化させ、オランダの一部の州ではこの品種が 国家大麻政策の対象として認可・規制 された経緯もあるとされる。
特徴:
テルピノレンが第一テルペンであることが Jack Herer の 独特の香りプロファイル の鍵とされる。
サティバ寄りハイブリッドとして、以下の効果が報告されている:
医療文脈で取り上げられる症状:
これらは Δ9-THC の薬理作用とテルピノレン主体のテルペン構成 に由来する。
Jack Herer(1939-2010)は米国の大麻活動家・著述家で、1985 年の著書『The Emperor Wears No Clothes』(邦題『大麻草解放』など)で、産業用大麻(ヘンプ)の歴史的・経済的・環境的価値 を多数の歴史資料を引用して訴えた。同書は米国の合法化運動の知的基盤として広く参照され、「Hemperor (ヘンペラー)」 の異名で呼ばれた。彼の活動は現代の合法化運動・産業ヘンプ復興運動の重要な源流のひとつとされる。
Jack Herer 品種は、彼が Sensi Seeds に許可を与えて命名されたとされ、活動家の遺産を植物として継承する という象徴性を持つ。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令により規制 されている。Jack Herer は嗜好用合法地域(オランダ、米国の合法州など)で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では大麻取締法のもとで所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
この記事をシェア
Related
基礎知識 · 大麻草とは
サティバ・インディカ・ルデラリスの伝統的分類と、現代研究で議論されているケモタイプ(化学型)分類を整理する。
基礎知識 · 主な成分
大麻製品ラベルでよく見る「ミルセン」「リモネン」などのテルペン。香り・風味だけでなく、カンナビノイドとの相互作用も議論される植物由来の芳香成分を整理する。