品種図鑑 — インディカ — Type I (THC 優位)
Northern Lights — オランダ品種改良の伝説的インディカ
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品種図鑑 — インディカ — Type I (THC 優位)
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品種データシート
Northern Lights(ノーザン・ライツ、通称 NL)は、現代大麻品種改良史で最も影響力のある品種の 1 つ とされる伝説的なインディカ。1970 年代の米国で生まれ、1980 年代にオランダ Sensi Seeds が安定化させて世界市場に広めた。強いリラックス傾向と栽培の容易さ から、現代数百品種の親株として活用されている。
「現代インディカの祖」と呼ばれる伝説品種。多くの人気品種を辿るとこの Northern Lights に行き着く、品種改良史の中心人物のような存在。
Northern Lights は 「育種の基礎株」 としての地位が大きい。1990 年代以降の代表的ハイブリッド品種(Big Bud、Shiva Skunk、Super Silver Haze、Hash Plant など)の多くが Northern Lights を遺伝的に含む。
特徴:
オランダのコーヒーショップ文化で 1980-90 年代に広く流通し、その後米国・カナダの合法市場に逆輸入される形で広がった。
「土・松・甘さ」という古典的なインディカの香り構成。
Northern Lights は インディカ表現が強い品種 として、以下の効果が頻繁に報告されている:
医療文脈で観察研究レベルで取り上げられる症状:
これらは品種固有の薬理ではなく、Δ9-THC とミルセン主体のテルペン構成 の組み合わせから生じるとされる。大規模臨床試験での確立された治療効能はない。
Northern Lights は 「育種の標準株」 とも呼ばれる。理由:
これらの性質から、1980 年代以降のオランダ系種苗会社が育種素材として多用 し、現代の主要ハイブリッド品種の多くが遺伝的に含む。
Northern Lights は 1980-90 年代オランダのコーヒーショップ文化 と強く結びついた品種。アムステルダムでの High Times Cannabis Cup で複数回受賞し、商業的に成功した最初期の現代インディカとされる。Sensi Seeds などのオランダ種苗会社の代表商品として、現代大麻種苗産業の確立に寄与した。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令により規制 されている。Northern Lights は嗜好用合法地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では大麻取締法のもとで所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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